公立・私立に限らず、小学校へ入学する子供を持つ親を対象にした学校説明会があります。
小学校がどんなところなのかなど、
様々な話を聞いたりできるとても大切な行事ではがありますが、
必ず参加しなければならないのでしょうか?
学校説明会へ参加するメリット
学校説明会がある時期は学校によって異なりますが、
公立ならば秋以降、私立だと早いところでは5月ころから行っているところもあります。
普段仕事をしていたり小さな子供がいるなど、
説明会当日の都合をつけるのが難しい親御さんは、
「どうしても参加しなきゃならないのかな?」という疑問を持つこともあるでしょう。
参加は強制という学校もありますし、
どうしても都合がつかない場合は仕方ありませんが、
都合がつくならば極力参加しておいたほうが良いでしょう。
例えば公立の小学校なら、自分の子供が通う小学校と近隣の小学校とを比べても、
おおよその学校生活に関する決まりに違いはないほうが多いでしょう。
ところが私立の小学校となるとそうではなく、
学校によって特色や力を入れているポイントが大きく異なることもあります。
公立・私立に関わらず説明会に行くことで、
学校の雰囲気や環境などをある程度知っておくことができますし、
親同士の情報交換などもできるので、
毎日通うお子さんのためにも説明会へ足を運ぶのをおすすめします。
学校説明会でおさえるべきポイント
学校説明会に参加すると様々な情報を得ることができます、
最低限次のようなポイントをおさえておきましょう。
先生・児童の雰囲気
学校に通ううえで一番重要になるのが、先生や児童の雰囲気です。
一度見ただけではわからないかもしれませんが、
先生同士の雰囲気が良い学校は児童の雰囲気も良く、
反対に先生同士の雰囲気が良くない場合は児童の雰囲気も良くないという傾向にあるので、
先生の話し方や態度などを注意深くチェックすると良いでしょう。
子供が参加できる体験授業があれば、
児童の雰囲気も少し知ることができますね。
どんな行事があるか
公立ならばあまり違いはないかもしれませんが、
学校独自で行っている行事があることもあります。
また、校外学習(宿泊研修や修学旅行など)はどんなことをしているか、
どこに行くかなど、おおよその年間行事を把握しておきましょう。
校内の設備や校舎の清潔感
学校全体を見学するのは難しいかもしれませんが、
校舎の設備や清潔感などもチェックしておきましょう。
特に子供にとって苦手な場所になりやすいのがトイレです。
説明会の帰り際などにさりげなくトイレをチェックしておくと良いでしょう。
親の雰囲気
意外に見落としがちなのが、説明会に参加している親の雰囲気です。
同じように説明会に参加しているということは、
もしかしたら入学後に親しくなったりと、深く関わる機会があるかもしれません。
先生や児童の雰囲気というのも重要ではありますが、
親の雰囲気というのもこの先重要なポイントになります。
学校説明会は主に親を対象としたものですが、実際に通うのは子供です。
小学校以降は学校での生活が一日の中で多くを占めることになります。
毎日通う子供のためにもなるべく学校説明会へ参加して、様々な情報を知っておきましょう。