ラン活は何月頃から始めればいいの?人気ランドセルの販売事情

就職活動の就活に始まり、幸せな結婚生活を送るための相手を見つける婚活、そして最近、ラン活という言葉も新しく生まれています。このラン活は、年々熱くなり、始まる時期も早まっているようです。

お目当てのランドセルを購入するために欠かせないラン活の基礎知識と迷っている間に売切れてしまうほど人気のあるブランドの紹介をします。

ラン活とは?

ラン活は、新しく生まれた造語で、新1年生を迎える子供のためにより良いランドセルを探し、購入する活動を意味しています。ラン活という言葉が生まれるだけあり、最近、このラン活が全国規模でとても活発になっています。その理由が2つ、ひとつはインターネットが普及したこと、そして子供の数が減っているためです。

以前は地元や近隣の人だけが知っていた腕のいいカバン作りの職人さんがいる工房情報が、インターネットによって全国に広まりました。遠方に住んでいる人でも、希望をすれば購入できるようになり、ラン活に拍車がかかっています。

もうひとつの理由は少子化です。2016年の出生数は100万人を下回り、1970年代の第2次ベビーブームを迎えたころと比べると、半分以下の数字になります。そのために、ひとりの子供に掛けられるお金が増え、パパやママだけではなく、おじいちゃんやおばあちゃん達の愛情もひとりの子供に向けられるために、小学校入学の象徴でもあるランドセルへの思いが自然と強くなっていきます。

大手メーカーのランドセル販売数が今でも半数以上を占めていますが、ラン活全体を見てみると、工房系のランドセルの人気も高まっています。

工房系のランドセルが人気の理由

最近のラン活では、高級なランドセルを探す人が増えているだけではなく、オーダーメイドランドセルの人気からも分かるように、ほかの子供たちが持っていない、希少価値の高いランドセルを求める傾向があります。そのため、大手メーカーが販売している有名ランドセルだけではなく、製造個数が限られる工房系のランドセルに注目が集まっています。

ほとんどの工房系のランドセルの販売個数はメーカーのものよりも少ないので、販売が開始されてから売切れるまでの時間がとても短い特徴があります。去年はいつ頃売切れてしまったという情報が流れれば、今年はより早く購入を開始する人が増え、またその噂が広まれば、購入しづらくなるために、より人気が高まります。

工房系のお店と言っても中には、年間3万個以上ものランドセルを製造しているところもあるので、工房だからといって、販売個数が少ないとも言い切れません。そして、2〜3人の職人さんだけで、大手にはできない細かいサービスを織り交ぜながら、ランドセルを作り続けている工房もあります。

工房系のランドセルを購入するには?

「ランドセルは工房系」と決めているのなら、ラン活の開始時期は、家族がそろう1年前のお正月休みと言ってもいいでしょう。

カタログ請求はいつから?

まずは、カタログの受け付け開始日時を事前に確認しておきます。毎年同じ時期に始まるとは限りません。ラン活で有名になっている工房なら、独自の公式サイトを持っているので、気になっている工房の最新情報を定期的にチェックすることをおすすめします。

中には、カタログの受け付け期間が限定されているところもあります。カタログがなければ、参考にできる資料が少ないまま、選考しなくてはなりません。また、各工房によって、カタログを発送する時期がまちまちなために、申し込んだ全ての工房からカタログが届くのを待っていると、ある工房の展示会が終わってしまったり、品薄になってくるランドセルも出てきてしまいます。

実際に年々、ランドセルが完売する時期は早まる一方です。お目当ての工房があるのなら、その工房のスケジュールに焦点を当てて、展示会に行くなどの予定を組みましょう。ラン活の熱気はまだまだ続くことは必至です。

家族でのんびりできるお正月休みに

ラン活の活動開始時期は、春ごろと言われていますが、1月からカタログの請求を受け付ける工房もあります。少し早いと感じるかもしれませんが、時間の取りやすいお正月休みに、こたつを囲みながらランドセルを話題に上げてみてはいかがでしょう。

早くから工房選びを開始しても、実際にランドセルを決める時間にはゆとりを持ちましょう。展示会などに足を運んで、実際にランドセルを手にとり、子供が背負ってみることで、納得のいくラン活ができます。

ある有名工房は、職人さんの熱い思いがこもったランドセルを落ち着いて選んでほしいと願っています。6年間毎日使うランドセルを売切れてしまうからと慌てて購入するのではなく、じっくりと選べるための時間を提供しています。この工房では注文を受け付ける前に、1ヶ月という期間を設けてランドセルの展示会を開いています。

地方にある小さな工房でも、その工房のランドセルには日本中から、たくさんの家族の熱い視線が注がれてます。常に最新の情報をチェックしながら、お気に入りのラドセルを見つけてください。

売り切れ必死の人気ブランド

職人が作る質の高さとこだわりぬいたデザインが全国的に認知されたために、すぐに売切れてしまう人気ブランドの工房を6店舗、紹介します。工房の特徴と販売開始時期、予想される完売時期の目安もお伝えします。

萬勇鞄(まんゆうかばん)

萬勇鞄の特徴は、ひと針ひと針心を込めた手縫いで、ランドセルを作るので、とても丈夫に仕上がることです。そしてデザインや色も豊富にあるために、お気に入りの1点を見つけることができます。

クラリーノと天然皮革があり、オーダーメイドも受け付けているので、予算や好みによってアレンジしながら選べます。ランドセルの大きさは、A4フラットファイル対応サイズです。

販売は5月上旬から始まっていて、2017年度は秋ごろ完売したのですが、2018年度のランドセルはさらに早く完売しています。

18年度のカタログは4月から請求の受付が始まり、5月6日から展示会が行われています。2019年度に萬勇鞄のランドセルを希望している人は、4月以前から公式サイトをチェックして、早めに資料請求を始めましょう。

土屋鞄

土屋鞄は、ランドセル作りを始めて50年以上たつ老舗の工房です。決して派手なデザインではありませんが、飽きのこない正当派のランドセルを心込めて作っています。ランドセルを背負う子供のことを一番に考え、コンパクトな設計を心がけています。

土屋鞄のランドセルは市販のA4フラットファイルのサイズに対応していませんが、土屋鞄オリジナルのフラットファイルを製造してもらい、A4のクリアファイルの大きさのフラットファイルが完成しました。

土屋鞄オリジナルのフラットファイルなら、コンパクトにこだわった土屋鞄のランドセルにもぴったり入ります。ランドセルを購入するとオリジナルフラットファイルがプレゼントでもれなくもらえます。

ウェブ限定の先行受け付けは終了していますが、7月1日から店舗での販売も始まり、公式サイトからも一般購入での注文ができます。2017年度のランドセルは9月中旬ごろ完売しましたが、今年はもっと早まるかもしれません。

土屋鞄のランドセルの中で一番人気とも言える「軽井澤」は、7月下旬現在ですでに受付が終了しています。

鞄工房山本

奈良県の山あいに鞄工房山本があります。ひとつのランドセルを作る工程の全てを手作業で行っているために、随所に見られる曲線の美しさにに職人さんの技が生かされているのが特徴です。そんなランドセル作りを見学も受け付けています。

需要に生産が追いつかないために、発売が始まるとすぐに売切れてしまうという評判通りに、2018年度のランドセルの販売は7月18日に終了しています。2019年度に入学式を迎える子供用に、鞄工房山本のランドセルを希望している人は、公式サイトを小まめに確認して、展示会の情報収集をしましょう。

中村鞄

中村鞄は、1960年からランドセルを作り続けている老舗の工房です。熟練の職人達が、子供達が笑顔になるランドセルを作りを目指して、受け継がれてきた技術と同時に、時代にあった新しい発想力を大切にしてきました。

背負いやすさに重点を置いて作られいるランドセルの背当ての部分は、NASAで使われている特別なクッションと同じものです。弾力があるために、背負った時の負担が大幅に軽減され、耐久性にも優れています。

開け閉めをする時に手を痛めないように、軟らかいゴムでカバーをしてある手動式のマグネット錠、汗や湿気でカビないように、メッシュポケットを採用するなど、細かいところにまでこだわりが感じられます。

2018年度用のランドセルは、4月17日から販売が始まったのですが、7月2日の時点で中村鞄のランドセルは全て完売しました。18年度用のカタログは、17年1月から申し込みができましたので、19年度用に中村鞄ランドセルを希望している人は年が明けたら、まずはカタログ請求を開始しましょう。

黒川鞄工房

黒川鞄工房が鞄作りを始めた時期は、明治にまでさかのぼりますので、創業100年以上もの間、手作りと地元の人に愛される鞄作りを続けてきました。天然の素材を使い、手作り手縫いで仕上げることを大切に、ぬくもりのあるランドセルを作っています。

黒川鞄工房のランドセルは天然素材のみなのですが、カラーバリエーションがとても豊富に用意されています。総コードバンは、赤と黒の2種類だけですが、長冠鞄コードバンなら、5色のカラーから選べます。

18年度用のランドセルは5月から販売が始まっています。17年用のランドセルは16年8月には完売したので、黒川鞄工房のランドセルを考えている人は、早めに最新情報を確認してください。

大峡製鞄(おおばせいほう)

大峡製鞄のランドセルは皇室や、学習院だけではなく全国の有名小学校で採用され「オオバランドセル」という名前で昭和10年から親しまれてきました。日本国内だけではなく、海外からの評判も高く、その質の高さはには定評があります。

ランドセルひとつひとつを作るのに、素材、裁断、製法など全ての工程に妥協をしないで仕上げることが大峡製鞄の信条です。A4フラットファイルに適応するために、新しくそこの部分を広げて台形のようにした「トラピーズ」の特許を出願中です。

ランドセルの販売は、直営店だけではなく全国の百貨店でも取り扱っています。ネットでも購入できるのですが、7月下旬現在ネットでの注文は締め切ったランドセルもあります。

ランドセルは子供の通学かばんの領域以上の、日本文化と皮革製品の技術の集大成とも言えます。シンプルなデザインの中に、職人さんの伝統と技が細部にまで活かされた、他に類のない通学かばんではないでしょうか。

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