「コバ塗り」「ヘリ巻」ってどんなもの?

高級ランドセルの多くは、職人さんの手で1つ1つ丁寧に作られています。

「ヘリ巻」「コバ塗り」といった細かな技術は、特に腕の見せ所。
職人さんの技術の違いで、ランドセルの仕上がりも大きく変わってくるのです。

ランドセルを選ぶときは、全体のデザインだけでなく、
細かい縫製技術の違いにも注目して見てみましょう。

ヘリ巻とはどんなもの?

ヘリ巻というのは、革製品の端部分を仕上げるのに使われる技法の1つ。
カバンや財布など、多くの製品に使われています。

革の端の部分は、そのままでは断面が剥きだしの状態。
見た目も美しくないうえに、端からほつれてきたり水が染み込んでしまったりと
耐久性の面でも問題があります。

ヘリ巻は、この革の断面部分を、
薄くて丈夫なテープで巻いて処理する技法です。

ヘリ巻の技術はカドに表れる

ヘリ巻は職人さんの技術次第で、美しく仕上がりもすれば不揃いになったりもします。
腕の差が表れやすい、難しい処理工程の1つです。

ランドセルの場合、ヘリ巻は主にカブセの端の処理に使用します。

ヘリ巻が上手かイマイチかを見極めるには、
カブセの「カド」に当たる部分を、裏側から見てみましょう。

ランドセルのカブセのカドは、丸くカーブさせて仕上げますが、
そうするとヘリ巻の裏側の処理にも、非常に高い技術が必要になります。

品質の良くないランドセルは、
テープの余った部分が不揃いになっているので一目で分かります。

コバ塗りとはどんなもの?

コバ塗りも、ヘリ巻と同じように革の断面を処理する技法の1つ。
革の裁断面(コバ)にニスを塗って、なめらかに仕上げます。

このニス塗りの技術も職人さんの腕の違いが表れやすく、
綺麗なコバ塗りはニスが均等に盛り上がって揃っています。

コバ塗りの技術はステッチに注目

コバ塗りは、ヘリ巻と違って断面をテープなどで補強しないので、
その分、重ねた革同士を太いステッチでしっかり縫い合わせる必要があります。

太い糸で革を縫製するのは大変難しく、
品質の低いランドセルは、このステッチ部分が不揃いだったり
曲がってしまっているものも少なくありません。

確かな職人さんの技術で縫い上げられたランドセルは、
少しくらい乱暴に扱っても型崩れせずに、6年間安心して使い続けることができます。

信頼できる品質のランドセルかどうか、
縫製の技術にも注目して選んでみてくださいね。

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